0日目 |
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夜に誕生 |
今日も残すところあと数時間というところで誕生。
体重3200g、身長49cm。
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すぐに抱っこ |
誕生後、分娩台の上ですぐに抱っこ。その後、新生児室へ移動。
生まれたては血の匂いとかがするのかと思っていたが、ほのかな乳のような優しい香りがした。
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1日目 |
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午前中に再会 |
午前9時過ぎに、授乳のため再会。プーは、すやすや寝ていた。
あまりに熟睡しており、どうしても起きないため、乳首を含ませただけで終了。
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お昼に授乳 |
12時頃、授乳のため、再度新生児室へ。やはりプーはすやすや寝ていた。
やっぱり熟睡しており、どうしても起きないため、乳首を含ませただけで終了。
新生児室の看護士さんに「この子は大人しいんですか?」と尋ねると、「いや」との返答。その意味は、のちのち分かることになる。
どうやら、誕生から夜通し大泣きしていたようで、今朝ようやく疲れて寝たらしい。
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母子同室 |
お昼の授乳のあと、おへその消毒やおむつの換え方などを習い、プーを自室へ連れ帰る。
母子同室スタート。
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はじめての写真 |
自室へ連れ帰り、目が覚めたところをカメラでパチリ。生まれて初めての写真は、顔がむくんでいて、おすもうさんのようだった。
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母乳はまだ出ない |
せっかく起きたので乳を吸わせてみる。初めての授乳らしい授乳。が、まだ母乳は出てこない。母も自分で何度か搾ってみたが出る気配がなかったので、出てないだろうなとは思っていた。
乳は吸われることで出るそうなので、この後も目が覚めた度に出ないまま吸ってもらう。初乳が飲めるのは、もう少し先になる。
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授乳間隔 |
午後はよく寝ていた。まだ乳が出る気配もないし、寝てる子をわざわざ起こしてまで吸わせることもないと聞いていたので、そっとしておいた。
夕方、巡回に来た別の助産士さんに、授乳は前回何時だったか尋ねられ、5時間前だったことを告げると「ええぇー!?」と大変驚かれた。「授乳は3時間置きと聞きませんでしたか?」と怒られた。「今すぐ起こして授乳しろ」というオーラがモリモリ出ていたので、無理矢理起こしてみるものの、寝ぼけながらちょっぴり吸い付いて、また寝てしまった。
母乳はまだ出ない。出ていないのに、授乳間隔3時間をそこまできっちり守る意味があるのだろうか?起きている時にマメに吸わせるようにすればそれでいいのかと思っていた。
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夜はエンドレス |
プーと母、一緒の初めての夜。昼間は比較的大人しかったため、夜も同じようなものかなと思っていた。甘かった。夜は、午後10時過ぎから翌朝の6時頃まで、エンドレスで大泣き。授乳は3時間置きどころではなく、15分置き、10分置きの繰り返しだった。
徹夜の添い寝、添い乳。気が付けば朝になっていた。
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2日目 |
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大泣き |
2日目になると、プーの空腹もピークの様子。「おぎゃー」なんて可愛い泣き方ではなく、「あ゛ーッ!あ゛あ゛ーッ!!」という感じにずっと大泣きしており、泣き疲れても5分くらいしか寝ていられないことも珍しくなくなった。
母がトイレの間以外は、食事中も寝ている間も、プーが起きてさえいれば乳を吸わせている状態。そのうち、吸っても吸っても何も出てこないことに腹を立てたようで、泣きながら乳を吸っていた。
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発熱 |
夕方に抱っこしてあやしている時、プーがなんだかいつもよりほかほかするので熱を計った。すると、38.1℃あった。慌ててナースコールを押し、看護士さんを呼んだ。ずっと抱っこをしているとお母さんの熱で赤ちゃんの体温が上がることがある、というので、しばらく寝かせてから再度測ることになった。
しかし、この頃のプーは腹が減って大泣きし続けているため、寝かせても大人しく寝てくれるわけもなく、余計に泣いて大暴れしてますます熱が上がりそうだった。そこで、看護士さんが糖水を10ccほどくれた。相当のどが乾いていたのか、目をかっぴらいて物の数秒で飲み干し、全身脱力してぐっすり眠った。あまりの眠りっぷりに、とても同じ赤ん坊とは思えず大変驚いた。
その後、熱は無事に下がった。
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おしっこが出ない |
生まれてから、ビタミンK2のシロップを貰った以外は何も食べていない。水も飲んでいない。(母乳も吸っているだけで出ていない)
そのせいか、おしっこが出なかった。無い袖は振れないということか、それともこれも赤ちゃんの特徴なのか。
その後、発熱時に糖水を飲ませ、しばらくしておしっこが出た。
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今夜もエンドレス |
昨晩に続き、今夜も大泣き。さっき、糖水を飲ませて少し寝たので、また糖水を飲ませてみた。が、腹にたまるものではないらしく、今度は先ほどのように寝てはくれなかった。
昨夜はそんなに泣くと思っていなかったので驚いて疲れた感もあったが、今夜はある程度覚悟していたので、母としては少し気持ちに余裕ができた。当の本人は、相変わらず「腹減った!飯食わせ!」状態で、数分置きに大騒ぎ。廊下の端から端まで抱っこして歩いたり、出ない乳を口に含ませたり、ごまかしごまかしで朝を迎える。
思い返せば、プーにとってはこのあたりが一番辛い時期だったと思う。
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3日目 |
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体重減少 |
ほぼ何も栄養を取らないまま過ごしているため、プーは毎日体重が減る。
新生児の生理的な特徴らしいので、こういうものだから気にしなくて良い、最初の数日は何も口にしなくても生きていけるように赤ちゃんの体はできている、と説明されていた。しかし、3日目の朝、ついに出生時よりも10%体重が軽くなった。10%を超えるのはいけないらしく、今後は授乳のあとに粉ミルクを足し、体重の回復に努めることになった。
どんなにお腹が減って泣き叫んでいても、看護士さんからは「今は何も口にしなくても生きていける時期だから」とだけ言われていたので、母乳が出るまで粉ミルクは与えてはいけないものなのかと思っていた。粉ミルクだけにせず、乳を吸わせた後に粉ミルクを与えるならば、吸う刺激はあるので乳は出るようになるらしい。そうならば、あんなに苦しそうに泣く前にもっと早く粉ミルクを足したかったのになと、後になって思った。
ぎりぎりまで粉ミルクを使わない方針の病院だったのかな。
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うんちが出た |
初めてのうんち(胎便)が出た。黒くてどろりとしていて、まるで海苔の佃煮のよう。体臭のような独特の匂いだが、それほど鼻をつくようなクサい匂いではなかった。
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初乳を飲む |
初めて乳が出た。量は、雀の涙ほど。ようやくプツリと1滴出るようになった。
初めての1滴は母の指の上だったが、もったいないのでそのまま寝ているプーの唇にのせてあげた。
その後、起きたプーに授乳した時、前よりも一生懸命吸っている気がした。たぶん気のせいだけど。もしかすると、頑張って吸っているうちにまた1滴出たのかも。
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4日目 |
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黄疸一歩 |
黄疸のチェックに引っかかった。実は今まで何度も引っかかっていたが、今回は治療が必要な一歩手前のギリギリセーフらしく、これよりレベルが進むと光線治療が必要になり、最悪明日いっしょに退院できないかもしれなくなった。
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5日目 |
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退院 |
心配してた黄疸チェックもセーフ、小児科医の健診もOKで、無事に退院できた。
うんちの回数が少なめとのことで、健診時に医師がお腹に刺激を与えておいたからと説明された。家に着き、おむつ一面うんこだらけになるほど大量に出た。健康そうで安心。
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