0日目 |
|
初めての出産 |
出産当日は、
午前中 |
陣痛で入院。 |
↓ |
|
昼頃 |
痛いが、まだまだ理性を保てる。 |
↓ |
|
午後 |
痛みで徐々に混乱。昼食は喉を通らず。 |
↓ |
|
夕方 |
ずっと痛くて、にっちもさっちもいかず。 |
↓ |
|
午後7時頃 |
控え室から陣痛室へ移動。破水。 |
↓ |
|
午後9時頃 |
分娩室へ移動。分娩台に初めて上る。 |
↓ |
|
午後10時過ぎ |
出産。 |
という感じ。初産にしては順調?
出産については、妊娠中のこと内の「出産時のこと」のページに詳しく載せています。
|
縫合 |
出産後、裂けたらしいので縫合してもらう。麻酔をするので、痛みは感じなかった。あっという間に終了。出産の大変さに比べれば、待っているだけなのでなんてことはない。3針縫われた…。
|
夜は眠れず |
疲れているはずが、出産を完了した興奮からか、ナチュラルハイになっていた。出産直後は熱も37.8℃あったが、計ってみるまで全く気が付かなかった。
助産士さんから「明日から育児が始まりますから、しばらく眠れませんので今夜はしっかり寝た方がいいですよ。」とアドバイスされるも、全く眠れず。
誰々に赤ちゃん生まれたことを報告しなきゃ、朝になったら写真を撮りたいな、などと、ウキウキしながら同じことを何度も何度も考えていた。
|
1日目 |
|
足元がふらふら |
出産から2時間後くらいだったかな、一時安静にしていた部屋から一般の病室へ移動。分娩室へ入る時以来、数時間ぶりに自分の足で歩いた。ひどく足元がふらふらしていて、そして股間がズキズキしていた。1秒に1歩ずつの速さで、ゆっくり進んだ。
|
付き添われてトイレ |
最初は一人でトイレに行かないよう言われていたので、看護士さんに付き添われてトイレへ。
悪露専用のパッドは、血でぐっしょり。少しビビる。
股間の感覚がほとんどないので、おしっこを出そうと思ってもなかなか出ない。出ると、沁みてピリピリした。トイレットペーパーで拭けども拭けども、ぐっしょり真っ赤。
用を済ませて流す時、便器内が血だらけで真っ赤。また少しビビる。
|
とにかく下半身が痛い |
股間に鈍い痛みがあり、動くことが困難。寝た体勢から起きるのも、座るのも、その逆も、何をしても痛い。イスには、真ん中に穴の開いたクッションが用意されていて、それに座った。それでもまだ痛かった。
トイレへは、本当にゆっくりゆっくり一歩ずつ歩いて向かった。
|
シャワー室で血だらけ |
丸1日経ってから、シャワー浴をした。雑菌が入るといけないため、湯船への入浴は出産1ヵ月後までできないとのこと。
シャワー中、石鹸が沁みることはないものの、痛くていつもの調子では洗えず。
また、シャワー後もずっと血が垂れているため、体を拭こうにも拭くに拭けず困った。仕方がないので、悪露パッドをひとつタオル代わりに使い、血を拭きとって服を着た。
|
2日目 |
|
痛みは徐々に弱まる |
股間の痛みは、昨日よりだいぶマシになった。ズキズキする痛みが弱まったからか、骨が軋むような、筋肉痛のような、変な痛みも感じるようになった。
|
後陣痛 |
おへその奥の方がキューッと痛んだ。下痢だが便が出ないような、そんな痛み。横になっていても苦しいため、看護士さんに相談した。すると、「生理痛のような痛みですか?」と聞かれた。そういえばそんな感じだったが、久しく生理痛になどなっていなかったので、どんな感じだったか一瞬想像ができなかった。
子宮が元に戻ろうとするための痛みのようで、後陣痛と呼ばれるものらしい。痛み止めをもらい、我慢できない時だけ飲んだ。
|
採尿 |
尿の検査をするため、紙コップに採尿。思うようにおしっこが出ないため、小さな紙コップに集めるのに一苦労。やっと採れた尿は、案の定、血で真っ赤。こんなんでいいのか?と思った。
|
マタニティブルー |
まだ母乳が出ないので、プーの空腹がピークに。泣き疲れても眠れないほど腹が減っているようで、ブチ切れて「おあ゛ーッ!おあ゛ーッ!」と、この世の終わりのような声で泣き叫び続けていた。乳を飲ませてあげたいが吸わせても出なくて、この飽食の時代に幼い我が子がこんなにも腹を空かせて泣いていると思うと、なんだか自分が情けない気がして涙が出てきた。
だが、そんな考え方をしたところで乳が出るようになるわけではなく、またプーの腹が満たされるわけでもないので、ただ母の気持ちが沈むだけで全く無意味なのに。これが産後のマタニティブルーというやつなのかな?
|
3日目 |
|
普通に歩ける |
下半身の違和感はまだ残るが、すたすた歩いてももうあまり痛くない。悪露の量もだいぶ減り、シャワー浴の後も全身同じタオルで拭くことができた。
|
初乳が出た |
初めて乳が出た。
おっぱいよ出ろ、と念じながらマッサージを続けていたところ、ついにここでプツリと1滴出た。初めて出産した時もそうだけど、自分の体から何かが出てくるのは、とても不思議な感覚。ああこれでプーが泣かなくて済む、という思いより、ああ本当に乳の出る体になっている、という不思議さの方が、正直先に感じた。
|
薬漬け |
採血の結果、貧血だということで鉄剤と、鉄の吸収を良くするビタミン剤が処方された。今まであまり薬に頼らずに過ごしてきたつもりでいたが、ここ数日で薬漬けになった気がする。
出産直後の何かの注射(打つ前に説明してくれたが、ハイになっていて良く覚えていない)、縫合時の麻酔。飲み薬は、子宮収縮の促進剤、化膿止めの薬、後陣痛の痛み止めの薬。あと、今回追加の鉄剤とビタミン剤。この短期間にこんなに摂取するのは初めてだ。
|
4日目 |
|
くしゃみでブチリ |
ベッドの上であぐらをかきながら授乳中にくしゃみをしたら、下の方でブチリと音がした。縫合の糸が切れたらしい。でも、特に痛みはなかった。
|
乳量が徐々に増える |
昨日は数滴しか出なかった乳が、今日はポタポタ出るようになった。この調子なら母乳だけで大丈夫かなと助産士さんに相談すると、もっとピューピュー出るようにならないとだめなので、しばらくは母乳の後にミルクを足しましょうとのこと。退院後、ミルクをどれだけ足せばいいかの計画表も作ってくれた。
|
精神的に余裕ができる |
腹が満たされるようになると、プーも頻繁にブチ切れ泣きをすることもなくなり、落ち着いた。
そんな姿を見て、徐々に母親として自信が持てるようになってきた。出産からナチュラルハイな状態が続き、ここにきてようやく精神的に落ち着きを取り戻してきたからかなと思う。入院生活にもだいぶ慣れてきたが、明日はもう退院の日。
|
おっぱいが張る |
おっぱいが張るようになってきた。つーんとして、ぎゅっと握られているようでとっても痛い。しかし、張っても張っても母乳の量は増えなかった。
助産士さんに聞くと、「おっぱいの張りは2種類あって、初めて乳腺が開通する時の張りと、赤ちゃんに吸われることで母乳を分泌させる時の張りがある。今はたぶん前者だから、痛いだろうけどもう少しの辛抱ですよ。」とのこと。
|
5日目 |
|
退院 |
朝から退院準備でパタパタしていた。
退院時は、入院する時に着て来たマタニティを着て帰ることにしていた。久しぶりにパジャマ以外のものを着た。当たり前の話だが、いつもパンパンだった服がやたらダボダボで、ちょっと変な感じだった。
この頃は、体重は出産時よりも7kg程減った。
|