はじめての赤ちゃん

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妊婦の体と心の変化

プーがお腹にいた頃の母の様子です。
思い出しながら書いています。また書き足すかも。


妊娠初期(1〜4ヶ月目)/妊娠中期(5〜7ヶ月目)/妊娠後期(8〜10ヶ月目)
 /妊娠中の体重推移


妊娠初期(1〜4ヶ月目)
1ヶ月目
妊娠前と同じ 兆候もなく、妊娠自体に全く気が付かず。


2ヶ月目
自宅で検査薬 妊娠6週目頃。生理が予定より10日以上遅れているので、自宅で妊娠検査薬を使って検査をしてみた。陽性。

初めての産婦人科 妊娠7週目頃。検査薬で陽性だったので、近所の産婦人科へ検査に行く。
経膣エコーで確認し、子宮内に着床していることが判明。初めてのエコー、初めての胎内写真だった。
ただし、その病院はお産を扱っていないとのことで、別の病院を紹介される。
産婦人科ってのは、どこでもお産できるのかと思っていた。今更ながら「産科」と「婦人科」の違いを初めて知った。


3ヶ月目
週数の確定・
 出産予定日の決定
近所の産婦人科へ行った翌週、プーを出産した病院で初めて診察を受ける。
結果は同じ。まだ心拍が見えないので、2週間後にまた来るように言われる。
そして2週後の診察時、心拍が確認できた。また、エコーの結果、週数の補正があり、妊娠9週目と言われた。ここで、正式な出産予定日が決まる。

つわりの開始 妊娠9週目。
心拍の確認ができてまもなく、つわりが始まった。吐きつわり・食べつわり・よだれつわりがいっぺんに始まったので、最初はなんだかわからなかった。日によって、吐き気が強かったり、食べていないと気持ちが悪かったり、意識して飲み込まないとならないほど唾が出たり。そのうち、よだれつわり>吐きつわり>食べつわりに落ち着いた。

妊娠中は酸っぱいものが食べたくなると言うけれど、食べたくなるんじゃなくて、酸っぱいものしか食べられなくなるのです。嘔吐感が強くて。水飲んでも吐いていた。
1週間、トマトしか食べられないこともあった。

上司に報告 妊娠10週目頃。
会社の上司に、妊娠のことを報告した。まだ不安定な時期だったため、とりあえずは会社では直属の上司にのみ報告しておいた。

下着はゆったり 妊娠11週目頃。
おへそ周りに違和感があると、何でもキツく感じるようになった。
ショーツは、おへそまですっぽり隠れるLサイズのおばちゃんパンツ。ブラジャーは、ワイヤー無し。妊婦帯は、綿のガードルタイプ・メッシュのガードルタイプ・腹巻タイプの3つを用意した。

ローヒール まだ足元が危ないことはなかったが、転んだら大変だと思い、通勤用にヒールの低いパンプスを買った。

乗り物酔い 動くものは何でも酔った。
車や船は言うまでもなく、電車やエレベーターや、エスカレーターでも酔った。
自分の足以外では動けなかった。

自分の体に過敏になる お腹の赤ちゃんのために、という意識が常に頭にあり、少々過敏になっていた。
寒くもないのに毛糸のパンツを重ね履きしてみたり、混みあった電車内でちょっと押されただけでビクビクしたり。
つわりの疲れと、初めての妊娠で緊張していたのと、もしその時自分が気をつけていなかったせいでお腹の赤ちゃんに何かあったらどうしようというプレッシャーで、自分で感じている以上に精神的に疲れていたんだと思う。

一番の関心事は今のこと 気になることと言えば、今のこと。
どんなマタニティ服を買えば着まわしよく着られるかとか、下着はそろそろ上のサイズを買っておくかとか、お腹の赤ちゃんは標準的に育っているかとか。
生まれたらこれが必要かなとか、先のことを本気で考え始めるのは、もう少し後になってから。


4ヶ月目
妊婦ボケ ボケたボケた。たぶん、妊娠した影響で。いや、そう信じたい。
妊娠してから、心に余裕ができたというか、なんだかこの世の全てのことが大したことではないような気分になった。常に、軽くボーッとした状態。
自販機でサイダーを買おうと思ってお金を入れ、このボタンを押せばサイダーが出るとわかっていて、なぜか隣の大清水を押していたり。
ポッと無意識になる。
あつはなつい(夏は暑い)とか、訳わからんこと言い始めたのも、この頃から。何も考えずに惰性で喋ってたんだろうな、きっと。妊婦はバカだと言われても、自分は全くそのとおりだと思っていた。

保身的になる 赤ちゃんのことは毎日毎日気になるものの、他の物事に対する興味とか、新しい事を覚えたり始めたりする気持ちが全く無くなった。
気力が無いわけではなくて、ものすごく気分が乗らない、といった感じ。父になにかを誘われ、普段なら面白いかもと思って食いつくようなことでも、大抵「やる気ない」の一言でスルーしていた。

つわりの本格化 ほぼ毎日、通勤中に吐いた。駅だったり、道だったり。
「吐く」ということに慣れていなかったので、初めは人前で吐くことが恥ずかしくもあったし、自分の体調がどれほど悪いのか心配になった。
けど、恥ずかしかろうが何だろうが、予知なく突然込み上げる吐き気に耐えられず。毎日毎日吐くので、いつしかそれも慣れ、吐くことが日常になってしまった。電車の中で吐かなかっただけ良かった。
夕飯の後は、気持ち悪いのと体がだるいのとで動けなくなってしまうので、家に帰ったらとにかく風呂に入った。遅くなったから今日は後で入ろうなんて思っていると、気持ちの問題ではなく本当に体がぐったりして入れなくなってしまい、後悔した事も何度かあった。
同じように、歯も磨けるうちに磨いておかないと磨けない。
これほど思うように体が動かないことは今までなかったので、本当にもどかしく、情けなくさえ感じた。

勤務時間の短縮 勤務時間は午後6時までなのだが、1時間短縮して午後5時で帰らせてもらった。
つわりがきつくて、通勤が大変だった。1時間早く帰宅することによって、通勤ラッシュのピークを外すことができ、とても助かった。

貧血 貧血でめまいがすることが多くなった。ひどい時は、目の前が白く光りだして、何も見えなくなって立っていられなくなる。電車で気分が悪くなり、降りた駅の駅事務室で休ませてもらうことも何度かあった。







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