はじめての赤ちゃん

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 育児日記

 2008/3/26 「果汁を飲む」

プーに初めて果汁を与えてみた。

ここ最近、母が食事をしていると、母の口元をじっと見つめている気がする。
そして、自分の口をブクブクさせ、唇の上に泡をいっぱい乗っけていたり。
おまえさんはカニか。

ものの本には、こういう様子が見られたら離乳食開始の合図です、とある。
しかし、プーはまだ3ヶ月になったばかり。いくらなんでも早いかと。

そこで、離乳食の準備段階よろしく、薄めた果汁を飲ませてみることにした。

と言っても、飲むという程ではなく、ちびちび舐める程度。
量を与えたかったのではなく、母乳以外のものを試しに与えてみようと
思っただけなので、数滴分をスプーンですくって、口に入れてみることに。

まずは貰い物の離乳食調整カップを2つ用意し、
1つには摩ってガーゼで搾ったリンゴの果汁を入れた。
もう1つには、湯冷ましを入れた。

プーを抱っこし、最初はスプーンで湯冷ましを1さじ口に入れる。

スプーンの感触が嫌なのか、困ったような不思議な顔をした。
そして、おっさんみたいな表情のまま、「えべー」っと口からダラダラ流した。

めげない、めげない。はい次、次。

果汁を1さじすくい、スプーンの上で湯冷ましと混ぜ、口に入れた。


えべー


はい、もう一度。


…あむあむ。


おお!ちょっと飲んだ!

じゃ、今度は湯冷まし。


…あむあむ。


おお!スプーンはクリアか!?

よし、じゃあ今度は試しにリンゴ果汁100%してみるか。

湯冷ましと混ぜず、果汁のみだ。 ほらよ


…あむあむ。





…。 ぎゃー!!



急に泣かれた。驚いた。
そうなんだ、そんなに不味いんだコレ。ごめーん。

相当ガマンしていたのか、その後は湯冷ましも何も受け付けなくなり、
おっぱいを飲んでようやく沈静。
不味かったね、怖かったね、ごめんごめん。

初果汁は、あまりいい思い出ではなかったかな。
また今度やろう。気長にやろっと。



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 2008/3/25 「初めての海」

父母プー+叔父(母の弟)の4人で、車で海へ行った。

元々、父と叔父で釣りに行くかねーっていう事だったが、
陽気もいいし、そろそろ試しに遠出してみる?という話になり、
プーと母も一緒に行くことに。

片道2時間の外出は初めてなので、父と母はおっかなびっくり。
1時間少し進んだところで休憩し、ベビーシートから下ろして
足を伸ばしてやったり、おむつを換えたりした。

当の本人はというと、ケロッとしてる。不慣れなベビーシートもなんのその。
パタパタしながら外の景色をみていて、その内うとうとして寝てしまう。

先日の結婚式参加の時もそうだけど、初めての場所でも余裕で寝るし、
乳飲むし、笑うし、家に帰ってからもいつもと同じリズムで生活するし、
夜泣きがひどくなることもないし、熱も出さない。
母が心配するほど、この子は弱くはないのかもしれない。


目的地に着き、父と叔父は釣りの仕掛けを出しに堤防へ。
母は、とりあえず車内でプーに授乳。
車が横付けできるポイントへ行ったので、窓越しに父達の姿が見えた。

まだ3月だというのに、エンジンを止めた車内は結構暑くなるんだね。
とりあえず片乳を飲ませた後、エンジンをかけてエアコンを入れた。
こりゃ、乳児を車に残してパチンコなんてしてたら、夏場は死ぬわなと感じた。

プーの周りのお世話が済み、母も買ってきた弁当をたいらげ、さあいざ海へ!

…とは言っても、砂浜ではなく釣りポイントの堤防なので、
海面には手が届かないんだけどね。

抱っこひもでプーを抱っこして、堤防をウロウロ。
手がイソメだらけになっても困るので、母は釣りはやりません。
プーがもう少し大きくなるまでお預け。

日差しが強く、眩しくて目をつぶってもまだ眩しく、日向は嫌だと怒り出すプー。
せっかくの海なんだけど、インドア派なやつだ。当たり前か。

10分弱程外を歩き、すぐに車へ。
その後は、母とプーのお昼寝タイム。夕方まで後部座席でスヤスヤ。

記念すべき(?)海デビューは、無関心のまま終了。
もう少し大きくなったらまた来ようね、プー。



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 2008/3/24 「乳児連れ結婚式」

先日、結婚式に出席した。プーも一緒に。

3ヶ月の小娘を連れて大きなイベント事に参加するのは、どうかなーとも
思ったが、いろいろ考えて、結局連れていくことにした。

それほど遠い場所ではないし、首も据わったし。
会場に問い合わせたら、授乳やオムツ換え用の部屋も貸していただける
ということだったので、大丈夫であろう。
明るい気持ちで、いざ出発!

行きのタクシーの中でも、プーはご機嫌。パタパタしながら外を眺めている。
こりゃ何の心配も無さそうだなーと、胸を撫で下ろす。

内心、ビビッって始めっからグズっていたら可哀相だなぁと心配していたが、
そういえばそんなナイーブな娘ではなかった。
この様子だと全然平気そう。少しだけ緊張の糸が解れた。

この後、何が起きるかも知らずに…。


会場に着くと、一角に見たことのある顔がいっぱい。
親戚の結婚式なので、見たことのある顔というよりも、同じ顔ばっかりだ。

今年の正月は、出産直後だったので新年の集まりに参加できなかった。
プーにとっては、ちょうどいいご挨拶&お披露目の場。
でも、今日の主役はプーではないので、できるだけ地味にしておこうと
母は思っていた。


が、


着くやいなや、婆さん(母の母)にプーをもぎ取られた。


「あっ、しまった!」と、思ったが後の祭。

婆さんとプーの後ろ姿が、同じ顔達の中に消えて行く。

きゃー、カワイイ!!という黄い声。

あのー、母親は私なんですけど。別にいいんだけど… ブツブツ

そんなことに全く動じず、エヘラエヘラしているプーは凄いな。
婆さんに、「今日の主役はプーじゃないんだからね」と念を押す。

この時点で、母は何か嫌な予感がした。



プーはというと、その後も実におりこうさんだった。

式の最中にゴスペルに驚いて泣きそうになるも踏みとどまり、
披露宴の前におむつ換え&授乳をしたが、初めての場所でも
いつもと変わらず良く飲み、良くしっこしていた。

披露宴が始まると、お腹がいっぱいで眠くなったらしく、
うとうとして間もなく寝てしまった。
いつもの膝掛けを布団にして、母の横でスヤスヤ。
お陰で、母も料理を楽しむことができた。乳が詰まることも忘れ、
次々運ばれてくる久しぶりの凝った料理に舌鼓を打った。

2時間程して、式も終盤に差し掛かった頃、ようやく目が覚めた。
ちょっぴり泣き、このままグズって大泣きするかなーと
思ったが、声を上げる程は泣かず。
席を立つ程ではないので、周りの雰囲気を壊さないように、
静かにあやしながら式の流れを見守っていた。

新郎父の謝辞が終わり、新郎から列席者へのメッセージが始まる。

宴参加の謝辞、未来への豊富。
会場は静まりかえり、皆の視線は新郎・新婦に注がれる。
まさに、披露宴もクライマックス。感動も頂点。

と、次の瞬間、


「あっ!笑ったよ!!(笑)」



ありえない声が響き渡った。


新郎も一瞬声を詰まらせ、見つめる声の主。
それは、離れた席の曾婆さん(母の祖母)。


お年寄りの空気読めない拳、炸裂だ!!


一瞬、凍りつく会場。罪の無い0歳児に注がれる視線。それから守る母。
頭の中は「うわー!!!うわー!!!うわー!!!ヽ(゚Д゚; 三 ;゚Д゚)ノ」で埋め尽くされた。
刺さる、刺さる…グッサグサだ…

顔から火が出るとは、まさにこのこと。
そんなことも露知らず、曾婆さんはまだ、周りに聞こえる小さい声で
「笑ってる笑ってる」と繰り返している。
全力ダッシュで、ホップ・ステップ・ジャンプで窓バリーンてして、
今すぐこの場から逃げてしまいたい。。。

配慮すべきは、赤ん坊ではなく年寄りだった。


一瞬詰まった後、何事もなかったかのように喋りつづけた新郎。
完全スルーで何も見てません・聞いてませんよ状態の会場。
腫れ物的な空気の一角に巻き込まれた0歳児。
高齢で曾孫しか見えていない年寄り。
ああ、もう、みんなごめん。。みんなごめん。。本当にごめん。。

特に新婦さん、心の底からごめん。。
次に会ったらもう一度誤りたいくらいごめんなさいだけど、
もう掘り起こすのも失礼だろうから止めておこう。。

赤ちゃん連れで結婚式に出席する場合の教訓。
「死角に空気を読めない人がいる可能性もあるので、
あまりニコニコさせないように気を付けましょう。」




そんなん無理だーーーーー


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 2008/3/21 「怒る理由」

プーとの生活を始めて、早3ヶ月。
泣いている時、怒っている時、なんだと言っているのか
段々とわかるようになってきた。

プーの怒っている訳、それは、

・お腹が空いたぞ
・おしっこが出たぞ
・うんちが出たぞ
・うんちが出そうだぞ
・うんちが出そうなのに出ないぞ
・げっぷが出そうだぞ
・おっぱいを吐きそうだぞ
・眠いのに眠れないぞ
・寝てたのに目が覚めたぞ
・まだ眠くないのに寝かされたぞ
・痛いぞ
・暗いぞ
・怖いぞ
・不安だぞ
・ビックリしたぞ
・しゃっくりが止まらないぞ
・遊んでほしいぞ
・部屋に一人ぼっちにしないでくれ
・一人遊びに飽きたぞ
・遊んでる最中なのに布団がジャマだぞ
・冷たい手で触るな
・食べ物の匂いがするぞ
・父と母が食事中なのに、なんで自分は寝かされているんだ
・天井は見飽きた、向きを変えてくれ
・服から足が出ないぞ
・抱っこして欲しいぞ
・横抱きじゃなくて縦に抱いてくれ
・顔を濡らさないでくれ
・顔に何かかかったぞ
・お風呂が熱いぞ
・もうお風呂に飽きたぞ
・体がビクッとするぞ
・なんで怒っていたか忘れたけど、早くあやさないから
怒りが止まらなくなっちゃったじゃないか


思いついたもの羅列しただけで、結構出てきた。たぶん、まだまだある。

新生児の頃は上半分くらいだったのが、結構増えてきたなぁ。
知恵がついてくる頃には、さらにこの倍くらいになるのかな。



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 2008/3/20 「鏡」

プーは、見慣れない人や初めて会う人に見つめられると、
数秒間考えたような顔をした後、にこぉっと笑う。

ニコニコ♪って感じではなく、ほんと「にこぉぉぉ!」って感じに笑う。
確かに笑顔は笑顔だけれど、なんていうか、やったら満面の笑み。
なので、いつもの笑顔を見慣れていると、おおよそ不自然に感じる。

婆さん(母の母)なんかは、それを見て、「あら、お利口さんね〜!」などと
言って喜んでいる。好かれたと思ったらしい。
でも、たぶんあれは慣れないものに対するストレスか何かで、
反射的にそういう顔になってしまっているだけな気がする。



今日、プーを抱っこしている時、ふと手鏡が目に入った。

プーの目も良く見えてきたようなので、
自分の顔を見せてやろうと思い立った。

赤ちゃんは鏡に映る自分の顔に興味を持つというけれど、
さてプーはどんな反応を見せるんだろう? わくわく…


プー、鏡デビュー! サッ



…。



にっこぉぉぉ!!


おおっと、そうきたかー!
そうだね、その顔も初めて見た顔だもんね。

その後、鏡に映る自分の顔に、「えうーえうー」と話しかけておりました。
はやく自分の顔に慣れるといいね。



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