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プーに初めて果汁を与えてみた。
ここ最近、母が食事をしていると、母の口元をじっと見つめている気がする。
そして、自分の口をブクブクさせ、唇の上に泡をいっぱい乗っけていたり。
おまえさんはカニか。
ものの本には、こういう様子が見られたら離乳食開始の合図です、とある。
しかし、プーはまだ3ヶ月になったばかり。いくらなんでも早いかと。
そこで、離乳食の準備段階よろしく、薄めた果汁を飲ませてみることにした。
と言っても、飲むという程ではなく、ちびちび舐める程度。
量を与えたかったのではなく、母乳以外のものを試しに与えてみようと
思っただけなので、数滴分をスプーンですくって、口に入れてみることに。
まずは貰い物の離乳食調整カップを2つ用意し、
1つには摩ってガーゼで搾ったリンゴの果汁を入れた。
もう1つには、湯冷ましを入れた。
プーを抱っこし、最初はスプーンで湯冷ましを1さじ口に入れる。
スプーンの感触が嫌なのか、困ったような不思議な顔をした。
そして、おっさんみたいな表情のまま、「えべー」っと口からダラダラ流した。
めげない、めげない。はい次、次。
果汁を1さじすくい、スプーンの上で湯冷ましと混ぜ、口に入れた。
えべー
はい、もう一度。
…あむあむ。
おお!ちょっと飲んだ!
じゃ、今度は湯冷まし。
…あむあむ。
おお!スプーンはクリアか!?
よし、じゃあ今度は試しにリンゴ果汁100%してみるか。
湯冷ましと混ぜず、果汁のみだ。 ほらよ
…あむあむ。
…。 ぎゃー!!
急に泣かれた。驚いた。
そうなんだ、そんなに不味いんだコレ。ごめーん。
相当ガマンしていたのか、その後は湯冷ましも何も受け付けなくなり、
おっぱいを飲んでようやく沈静。
不味かったね、怖かったね、ごめんごめん。
初果汁は、あまりいい思い出ではなかったかな。
また今度やろう。気長にやろっと。
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