はじめての赤ちゃん

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 育児日記

 2008/2/24 「乳腺が詰まる」

夜中の授乳中、右のおっぱいの一部分がゴリゴリしていることに気付いた。
前の授乳から4時間強開いたから、よく溜まっているのかな、くらいに思っていた。

翌朝、夜中の授乳から3時間後、朝一番の授乳時にもやっぱりゴリゴリがある。
さっきは碁石くらいの大きさだったのが、今は板ガム2枚くらいの大きさまで
広くなっている。
しかも、結構痛い。うつ伏せになるどころか、横向きにも痛くてできない。

もしかして詰まっているかもと思い、プーに右乳を特によく吸わせた。
でも、いつもの溜まり乳のしこりはプーが飲めばとれるんだけど、
今回はなかなかとれない。

お昼を過ぎた頃、ゴリゴリはますます大きくなり、下乳のほぼ全部くらいの
大きさになった。熱は出ていないものの、硬い部分がほんのり紫色かかってきた。
やばい、このままでは乳腺炎になってしまう。と、いうかもう乳腺炎?
焦ってマッサージを始めた。

乳房の硬い部分を自己流で揉んで悪化させてしまうことがあるそうなので、とにかく
乳首と乳輪の奥のコリコリを揉んだ。ちょっと強めに揉みまくっていると、乳が出る出る。
いつの間にか、プシプシ飛び散るほど乳が出るようになっていた。ちょっと感動。

で、肝心のゴリゴリはというと、あまり変わらない。やっぱり助産院へ行かないと
駄目かなと思いつつ、マッサージ開始から20分ほど経ったころ、だいぶ乳輪が
柔らかくなってきたので、今度は乳輪の奥のコリコリと、硬くてゴリゴリしている
ところの間あたりを乳輪の上から揉み解した。
また、乳首の先端に小さな白い盛り上がりがあることに気付いた。
あれ、さっきからこんなのあったかなぁ?と思いながら続けていると、その白い部分の
すぐ横からも乳が出るようになってきた。
そしてそれは、他の乳腺から出る乳よりも、明らかに色が薄い。もしかして…。

乳首のつまみ方を調節して、その乳腺からよく乳が出るようにマッサージを続けた。
するとまあ、ほんとにそこばかりから乳がよく出ること出ること。

ここで、プー出動。
天井を見てパタパタしていたプーに、ほらよっと乳首を含ませる。
なんだかよくわからないけど「あ、おっぱいだ」と思ったのか、騙されて吸うプー。
必死になって吸っているので、結構搾った後だったけど出ているんだなと思った。

5分も吸わないうちに、ゴリゴリの大きさは半分以下になり、
しばらくしてほんのわずかになった。やった〜。

でも、まだ痛い。触るとズキズキする。
なんで急に詰まったんだろう?疲れていたのかな。

そして、乳首の先の白い盛り上がりは、相変わらずそのまま。なんだろう?コレ。



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 2008/2/23 「確定申告」

プーと一緒に確定申告に行ってきた。

年末調整は会社でしてくれたのだけど、出産が年末だったため、
間に合わなかった医療費控除の分だけまとめてしてきた。

改めて計算してみると、妊娠・出産関連で結構払っていた。
出産一時金35万を差し引き、その他に支払った分が28万円強。
妊婦健診代、各種検査代、処方薬代、病院までの往復交通費などなど。
二人目は自宅で産もうかな…。

この28万円から控除にならない10万円を引いて、残り18万円程が
控除として認められた。で、いくら還付されたかっていうと、9千円位。
あれっ、1万円にもならないの?なぜかもっと戻ってくる気でいた。
所得税の還付だから、たくさん払ってなきゃそりゃ還ってこないわけで、
病院で子供を産みたければ働けということか。

話は変わるけど、赤子連れで税務署へ行くのは大変だね。
駅の、税務署に一番近い出口は、気が遠くなる程の上り階段で、
ベビーカーで上がるのは困難だった。せっかく税務署の場所と最寄り出口を
調べるところまでは気が回ったのに、これは失敗したと思った。
ベビーカーで電車移動する時は、エレベーターの場所を頭に入れて予定を立てねば。
いい教訓になった。

ヒーヒー言いながら(結局、根性でベビーカー担いで階段上った)税務署にたどり着き、
申告書作成コーナーに行くと、そこそこ混んでいる。

なんとなく覚悟はしていたけど、お役所仕事というか、事務的なマニュアル対応に少し残念。
奥の広い場所が結構空いているのに、すぐ手前の狭い場所へ案内されたり。
なぜそう、どうしても手前の端末からきっちり詰めようとする。パズルか。
会場を立ち回っていた係の人にわからないところを聞くと、「では、それはあの
ジャンパーを着た係の者にお尋ね下さい。」と、たらい回しにされたり。あーたは見張りか?
でも、混んでいるところへベビーカーで行った私が悪いので、大人しくしていることに。

そのジャンパーを着た係のお兄さんはなかなかいい人で、
「あ、赤ちゃんがいらっしゃるので、代わりにボクが打ち込んできますよ。ちょっと待ってて下さい。」と。
おお、マニュアル対応ではない人に初めて会えた。嬉しい。
この人のお陰で、会場の端でプーと一緒に待っているだけで済んだ。
結局、そのお兄さんが全部書類を作ってくれて、説明もしてくれた。なんて親切な人だ。

そして最後に、「はい、これで完了です。この番号、来年も使えますから是非保管して
おいて下さい。来年は、ご自宅で確定申告ができますので。


…え?

あ、そう、自宅でできるんだ。へー、ふーん…
言われてみれば、そんな話を聞いたことがある… orz



…たぶん、こんな調子じゃ来年も忘れていそうだな。



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 2008/2/22 「赤ちゃんと猫」

我が家には、飼い猫が一匹いる。名前は、ぽん。

もともとはノラ猫で、子猫の時に事故に合い、後ろ足を骨折して
動けないでいるところを保護されたらしい。
動物病院で治療を受けていた時、猫を貰ってくれないかと話を持ちかけられ、
父が会いに行ったのが我が家との縁の始まり。
と言っても、母が父と出会うより前のお話。もちろん、プーが母のお腹にいるよりずっと前。

なので、ぽんは父にとても懐いているし、父も独身の頃からずっとぽんを
家族として接してきた。
母も、父と過ごしてきた歳月と同じだけ、ぽんとも付き合ってきた。
父と母が一緒に暮らし始めたり、一緒に引越しをしたり、年賀状のモデルになったり。
ぽんはお留守番だったが、結婚式があったり、妊娠があったり、出産があったり。
ぽんは、我が家の大きな節目をいつも一緒に迎えてきた。

さて、そんなぽんだが、どうしてやっぱり猫は猫なわけで、妊婦の頃や出産前、
または今でも「赤ん坊が生まれるなら、猫はよそへ預けろ」と、よく言われる。
そう言ってくれる人は皆優しい人で、プーの健康を案じて言ってくれているのだが、
色々考えた結果として父と母は、ぽんとプーの共生の道を選んだ。

ペットにとって、飼い主の都合に合わせて振り回されることは、ある意味、
宿命だったりすると思う。けど、その中でもやっちゃいけないことってある。
山とか公園に捨てたりとか。
それと、一時期だけ人に預けるのとはだいぶ違うけど、
「ぽんが家にいる」=「プーが死んじゃったり重病にかかったり」ではないし、
誤ってぽんのウンコをプーが食べちゃったりする可能性はあるけれど、
それを防ぐ努力をする気がないわけではないし、確かにいないよりもいる方が
事故が起こるリスクはずっと高いけど、猫がいる生活はプライスレスだと思うので
リスクばかり考えていたらそもそも猫なんて飼ってないし、
忘れてならんのはぽんも生きてるわけで、ここには信頼している人や
住み慣れた空間があって、それはぽんにとっては財産みたいなものだし、
今はまだ早いけど、ぽんの存在がプーの情緒にとって良い影響を与える時が
きっと来ると思うし、じゃあそれまでぽんを手放せってのは、あまりにも
ぽんが振り回されすぎに感じるし、、、と、長くなっちゃったけど、要するに
「ぽんとプーのためにできることは、ぽんを他へ預ける以外にまだある。」
と思ったので、今でもぽんは家にいる。

実際、生後2ヶ月でまだ首のすわらないプーの部屋にぽんを入れるのは
事故が怖いので、ぽんには悪いが閉め出しの刑に処している。
お古のフリース膝掛けとダンボールと爪とぎでキッチンの隅に巣を作ってやり、
最近ぽんはもっぱらそこにいる。
産後に体を冷やしたくない母はなかなか遊んでくれなくなったし、それどころか
マタニティブルーでとばっちりを受けることもあったし、寒いキッチンで寝なくては
ならなくなったし、プーが動くようになったら尻尾とか引っ張られるだろうし、
ぽんにとっては散々と思う。ごめんよう。

それでも、父の膝の上に乗って顔をグリグリ擦り付けて「仲良しさん」をしている
姿を見ると、ああこいつの居場所はやっぱりこの家なんだなと感じる。

ちなみに、母はいなくてもぽんは全然困らなさそう。
自業自得だけど、ちょっとサミシイ。



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 2008/2/21 「手が臭い」

生まれてすぐの赤ちゃんは、よく手を握っている。
これは、好きで握っているのではなく原始反射のひとつだそうで、
要するに「つい、握っちゃう」状態らしい。

プーも、新生児の頃はよく握っていたが、ぼちぼち生後2ヶ月を迎え、
手を開いていることも多くなってきた。でもまだたまに握っている。

こんな、赤ちゃんがギュッと手を握る姿をみて、
「赤ちゃんは幸せを握っているのよ」なんて言ったりする。

が、多くの場合はゴミを握っている。服のカスとか、毛玉とか…。
そして、無意識につい握っちゃうものだから、握ったらなかなか離さない。

プーが乳を吸っている時、たまに手を開いてチェックする。
すると、汗っかきな赤ちゃんの手垢と混じって、大変熟成したゴミが出てきたりする。
これが臭いんだー(苦笑)

赤ちゃんと暮らしていると、妊婦時代に想像していたラヴリーな出来事ばかりでは
ないことを思い知らされる瞬間がある。多々ある。
どんな顔の子が生まれるんだろー?なんてホンワカ考えている時期に、
まさか手を嗅いだら臭いなんて思いも寄らなかったよ。

リアルな現実に遭遇し、ガーンと思いつつも、またこれも楽しいんだなー。
今日も親バカ快調です。



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 2008/2/20 「消えたプー」

プーは起きる時、グズる。(どこの赤ちゃんもそうかと思いますが。)

半眠りのまま「ふぇっ……ふぇっ……」と、控えめに始まり、
「ふぇっふぇっ…ふぇっふぇっ…」と段々テンションが上がって行き、
仕舞いには「あー…んぎゃーー!」となる。

夜中の授乳時は、大抵このあんぎゃー状態か、もしくはその一歩手前で
母は目が覚める。

この時も、だいぶテンションが高くなってきて、あんぎゃー一歩手前だったので、
寝ぼけながらベビーベッドに向かう。

…と、あれ、なんかいつもと違うぞ?


ん…?



プーがいない!



そこにあるのは、枕だけ。

どこに消えた?と思い、布団をめくると…、いた。

どうやら、暴れて動いてズリ下がって、布団にすっぽり隠れてしまったらしい。
あんた、まだ首もすわってないのに、お母さんビックリだよ。

で、スースー寝てる。
布団が顔に被ると怒るクセに、完全に潜ってしまえば気にならないのね。なんだそれ。


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